奨学金制度

 若者が奨学金に苦しんでいます。将来と希望を奪っている、こんな社会にしてしまったのは大人の責任です。
「教育は未来への投資」という表現があります。「教育」を「投資」という金銭に還元してよいのかという議論は当然ありますが、しかし社会としてしっかり教育にお金をかけることは極めて重要です。
OECD諸国の中で、日本ほど教育に国がお金をかけない国はありません。西ヨーロッパでは大学教育まで無償である国も多いですし、授業料がかかる国でも給付型奨学金が充実している国が多いです。

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(出典:国立国会図書館 調査と情報─ISSUE BRIEF─ No.869より)

大学教育にお金が必要でしかも給付型奨学金がない国は極めて例外的です。しかも近年日本では、有利子の貸与型奨学金が増加しています。教育が資金運用の対象となっています。

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奨学金を英語にするとscholarshipとなります。しかし、scholarshipとは本来返還を必要としないものであり、貸与のものは教育ローンでしかありません。大学生が安心して勉学に励むことができて、借金を背負うことなく社会に出て行くことができる社会にすることが大切です。

日本が格差社会になってきたと言われています。それだけでなく、その格差が固定化し連鎖してきているとも言われています。親の資産が子どもの大学教育を決めています。格差の連鎖をなくすためにも、大学の奨学金は重要です。

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