朝鮮半島をめぐる緊張関係について

北朝鮮情勢が緊迫していると新聞やテレビで報道されています。しかし、国際関係は2カ国以上の国々の問題です。北朝鮮のミサイル発射訓練と米韓合同軍事演習を併せて考える必要があります。

この緊張関係をどう捉えたら良いのでしょうか。韓国・北朝鮮・中国・ロシア・米国・日本の6カ国による協議が必要です。朝鮮半島をめぐる関係6カ国の平和に向けた真摯な話し合いによってしか、朝鮮半島を含む北東アジアの平和は実現できません。

「圧力」によって平和が訪れるという考え方は間違っています。かつて、第2次世界大戦前には日本に対し様々な形で圧力がかけられていました。そのときに日本はその圧力を背景に国のありようを変化させたでしょうか。そのときの圧力は、結果として太平洋戦争の開始に繋がったのだと思います。圧力が必要であったとしても、対話は否定すべきではありません。

日本には多くの米軍基地があります。もし、朝鮮半島で武力衝突が起きれば、当然日本の米軍基地も攻撃の対象になるでしょう。そういう日本の立場を考えれば、米国・北朝鮮間の和平の実現こそが日本の平和につながります。むしろ、日本こそ北朝鮮とアメリカの間に入って話し合いをすすめるべきであると考えます。

日本に向けて発射されたミサイルから日本を守るミサイル防衛構想などに頼るべきではありません。ミサイルを打ち落としてもミサイルは消えません。ミサイルの破片が散弾のように飛んでくると考えるべきです。ミサイルを持つ国に対しては、まず発射するなと話し合いをすべきであり、その中から国の平和を作るべきであると考えます。
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