原発反対

2011.3.11の東日本大震災に伴う原発事故が発生して、もう6年が経過しようとしています。安倍総理は「under control」といいましたが、全く終息のめどが立たず、いつ廃炉が可能になるのかも予想がつきません。にもかかわらず、電力会社は原発の再稼働を求めています。
原発の再稼働は認めるべきではありません。もちろん、福島原発のような事故が極めて危険であり、取り返しのつかない事態を招くからでもあります。しかし、原発に反対する理由は危険だからではありません。世の中には、「危険なもの」はたくさんあり、それを有効に利用して我々の生活が維持されていることは事実だと思います。

原発に反対する理由は、原発は後の人々に放射性廃棄物という負の遺産を残すことになるからです。放射性廃棄物は私たち人間にとって処理のできないものです。無害化することのできないものであり、時間の経過を待つしかないものです。そのような危険なものを後の人々に残すべきではありません。
例えば新潟の柏崎刈羽原子力発電所には1つが100万kWを超えるとても大きな規模の原子炉があります。ここで発電をすると、一日におよそ広島型原爆4個分程度の放射性廃棄物が発生します。1年間運転すれば、1500発分の放射性廃棄物が発生します。こんなに大量の放射性廃棄物を生み出す原子炉が日本には40以上もあります。

原発を稼働すれば、必ず将来にゴミを残します。将来の人からみれば、自分たちにとっては全くメリットのない負の遺産です。現代の人たちがエネルギーを得たいがために、将来の人を犠牲にすべきではありません。

また、地球温暖化のためにCO2を減らすために原発の利用を推進しようという声もあります。しかし、原発の熱効率は高くありません。発生した熱量の3分の一程度しか電気として利用できません。残りの3分の2は熱として捨てられています。日本の原発がすべて海岸近くに建設されているのは、残りの3分の2は海を温めるために使われているのです。最新鋭の火力発電所では発生した熱量の3分の2が電気に変換されています。それと比較しても、熱効率の低さは明らかです。

脱原発を進めることが重要となっています。
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